日時　 ：   平成２８年１２月１１日（日）

　場所　：  柴中公会堂  （ＪＲ立川駅）

　参加人数　 ２９名　（　八王子支部員　１４名　　　聴講生　１５名：新宿支部員、渋谷支部員、品川支部員、関西支部員、一般、学生）

 

実施内容報告

八王子支部の公開支部会は今年で１０回目となり、かなり定着してきました。これも本部理事の先生方のご理解があってこそ、続けてこれたことだと感謝しております。

今年は新しい試みとして、篠田指導部部長を公開支部会に招聘いたしました。篠田指導部部長には、臨床に直結した内容を御講演いただき、とても勉強になりました。会場からの質問も多数でて、質問時間がたりないくらいでした。実技も的確な指導をいただき、参加した会員からは、「目標が明確になった」などの感想もでて、とても有意義な実技時間になりました。

公開支部会の運営に関しましては、開催するために支部員が普段の忙しい臨床の合間をぬって、学術・技術向上のための企画・運営を頑張ってくれました。そのかいもあり、聴講に来ていただいた方から素晴らしい感想を多数いただくことができました。企画・運営を頑張ってくれた支部員の努力があってこそ、このような好評を得ることができ、理事招聘・公開支部会を滞りなく開催できたことは、支部長としてとてもありがたいことでした。また、聴講にこられた一般の鍼灸師、学生の方にも東洋はり医学会の経絡治療を知っていただけて、さらに興味をもっていただけました。来年度の入会に結び付けられるようにフォローをしていきたいと考えております。

 

　篠田指導部部長　講演

　　演題：　「　誤治について　（証の変え時、ドーゼ、適応側の判定、標治法を含む）　」

　

実技テーマ　「診脉力、検脉力の向上」

 

実技目標

平成２８年７月の指導者研修会でも行ったように、患者の体の虚実にあわせた刺鍼をし、鍼をした後の変化（切経・脉診）を詳細に学ぶことが第一の目標です。更に篠田先生のご講演を踏まえた上で、 本治法を行った後の切診、標治法を含めた治療終了時の切診を徹底し、臨床におけるドーゼを含めた誤治を防ぐことを目標にしました。

 

１０：００～１０：３０　あいさつ・連絡

１０：３０：～１１：３０　篠田指導部部長　講演

１１：３０～１２：００　症例発表

１２：００～１３：００　休憩

１３：００～１５：００　基本刺鍼・実技テーマに即した実技

１５：００～１５：１５　反省会

１５：２０　終了

 

      中島　祐