東洋はり医学会 なみはや支部の紹介

東洋はり医学会 なみはや支部の紹介

 

なみはや支部は大阪で活動している、発足して3年目の支部です。経絡治療臨床経験豊富なベテランの先生が率いる前身の研究会の時からある、ゆるりとした和やかな雰囲気の中で、確かな東洋はり医学会の技術をあたたかな手を通して学んでいくことができます。若手の生真面目な支部長と、個性あふれる支部員みんなの間に流れる気の流れもゆったりしていてアットホームです。

支部員は徐々に増えてきており、現在支部員15名、支部例会では随時聴講生、学生の参加され、毎月のにぎやかに経絡治療を学んでいます。支部例会では、手から手への指導で、経絡治療の基礎・基本をしっかりと身に着けることを柱にしています。

視覚に障害のある方、はじめから経絡治療を学びたい方も、安心して参加していただけます。

 

支部例会について

○日時…基本的に第4日曜日

    (8月は休み、9月は第2、12月は第3日曜日)

○会場…大阪市立旭区老人福祉センター1F会議室

    (住所:大阪市旭区森小路2-5-29)

 

 多くの人が抱く、「坂本龍馬」像、を(結果的に)根づかせたのは、司馬遼太郎、であることは、論を俟たないでしょう。

しかし、司馬遼太郎は、歴史学者、ではなく、小説家、です。

そして彼が書いたモノは、ノンフィクション、ではなく、フィクション、です。

そのことから理解すべきことは(事実がどうあれ)、龍馬という「形」は私たちの、願望、が創り出したモノだ、ということではないでしょうか。

 

柳谷素霊は、(文字通り)古今東西の鍼灸の文献から様様な治療法を見出し、「臨床を通して」有効性を確かめました。

その仕事は彼の死の間際まで続けられましたが、道半ばで終えることになります。

 

素霊は、(彼の弟子たちの)経絡治療、という「形/型」創りには、参加しませんでした。ただ、「臨床を通して古典(だけではないですが)を再検討」し続けたのです。

 

福島弘道、柳下登志夫の両mc(マスター・オヴ・キュア)は、「(その著書の中で再三再四)学より術」を唱えられています。

その言葉には、理論に適合するか否かで、恣意的、に判断されがちな「術」を、治療の有効性、から逸脱することを阻止せんとする、強い意志が感じられます。

 

「臨床を通して古典を再検討し」という文言は我が東洋はり医学会の綱領のイニシャルであり、最も重要で、この世に誇れるマニフェストです。

 

「理論」は、美しく在ろう、と、します。

しかし、美しさ故に、そのこと自体が目的化される危険性を孕んでいます。

美しさ、の誘惑から逃れることは簡単ではありません。

私たちの賢明さは、常に試されているのでしょう。

 

お問合せ先

支部長 酒見一弘(さかみかずひろ)

 tel:090-8529-0279 e-mail;sakami@jk2.so-net.ne.jp

 

いつでもお気軽にご連絡ください!!