入会の動機
T・N
私は、治療院を開業していますが、健康管理と、頸、肩、腰、膝等の凝りと痛みの治療内科的領域の不定愁訴、難病、アレルギー性疾患、慢性病等の症状を対象に治療を行っていますが、どうしても内科的領域の症状に対しては、なかなか効果を出すことができず、どのようにアプローチすれば良いのかと、悩んでいました。
そういう日々の中で、今回東洋はり医学会の脈診流経絡治療というのがあるということを知りました。そういえば、学生の時、東洋医学の授業で「東洋医学の3つの潮流」という項目で、最古の本である「黄帝内経」の解説書である難経の説明の部分で、難経六九難という本を元にして、日本の経絡治療は、発達しているという講義の授業を受けたことを思いだしました。当時の私は、何のことか、わかりませんでしたが、今、思えば、あの時、先生が説明してくれた経絡治療が、今回、私が勉強したいと考えている治療法なのかもしれないと思いました。だから3月5日に行われた東洋はり医学会の説明会は、とても興味と期待をもって、参加させていただきました。実際に3月5日の入学説明会に参加して、東洋はり医学会の概要の説明、臨床講義の聴講、臨床に従事する指導者の先生方との座談会形式の体験のお話、指導者の先生による一人ひとりに対しての手をとっての脉診の取り方や、鍼の持ち方、刺し方、一連の診察治療方法の流れ等、経絡治療の技術を体験させていただき、とても感動しました。そして、私は、以前から難経を読んでみたいと思っていたので、それも授業してくださるということも、大変嬉しく思いました。私も東洋はり医学会に入会し、脉診流経絡治療を勉強して、日々、悩んでいる症例を治療できるようになりたいと思いますので、どうぞ、宜しくお願い致します。