第50回海外支部特別講習会(リスボン)の報告
第50回海外支部特別講習会報告 中山貴史
9月15日~18日の3日間、ポルトガルのリスボンのホテルALTISにて講習会が行われた。
篠田指導部長・江花副指導部長・中山指導理事が出講。
講師は上記3名と海外支部総支部長のバーチ先生と井田先生の5名。通訳を担当された先生3名。全体で84名で開催された。
前日の夕刻に会場となるホテルに入り、講習会スタッフとミーティング。
15日は9時より、復習講義、篠田先生「補法・瀉法」江花先生「証決定」中山「取穴」
その後の実技では篠田先生が「補法・瀉法」。江花先生が「証決定」。
バーチ先生と井田先生が「選穴を中心にした小里方式」。中山は「取穴」を担当した。
実技は1時限75分で、20分の休憩、ランチタイムを挟んで一日4時限行われた。
1時限に担当する班は約20名でそれを更に2つのベットに分けて講習が行われた。
16日は篠田先生による臨床講演「自己免疫疾患の治療」と中山復習講義「塵・枯・堅・和法」
実技は篠田先生「治療ドーゼを減らす鍉鍼などを使う小里方式」江花先生「塵・枯・堅・和法」
バーチ先生と井田先生が「塵・枯・堅・和法を中心とした小里方式」
中山が「証決定・本証副証」を担当した。
17日は江花先生による臨床講演「妊婦の治療」
実技は篠田先生「検脉者の側からの小里方式」江花先生「術者の側からの小里方式」
バーチ先生と井田先生は「ナソ・ムノ」中山が「奇経治療」を担当した。
18日はポルトガル支部長のアナソフィア先生の御好意でリスボン市内観光。
19日早朝帰国致しました。
篠田先生・江花先生からは、受講生の脉診力のレベルが高いとの感想が聞かれました。
講義また実技中でも大変活発な質問があり、海外支部員の経絡治療についての熱意が大変感じられた講習会でした。
福島弘道先生の経絡治療を世界に広めるという理念があり海外での事業が進む事になったと聞く。
招かれるというより、広めに行くという視点が必要だと感じた。
飛行機・ホテルの手配始め、リスボン滞在中私達3名に食事面はじめ様々なサポートをして頂きました、バーチ先生・井田先生、海外支部のスタッフの皆様、アナソフィア先生
この場をお借りして深く御礼申し上げます。