漫画『はたらく細胞』と東洋医学(前編)
「はたらく細胞 講談社(シリウスKC) 堀田茜(著)」なる漫画をご存知でしょうか。各細胞を擬人化して体に起こる様々な病気や症状(事件・事故)を解決していくストーリー。最近アニメ化もされました。
医療関係者(西洋系)の友人が、単行本を大人買いした画像をUPしたので、イイネをして「私も今日一巻買ったよ」とコメントしました。すると
面白いし勉強にもなるから…(中略)…東洋医学版も出来たら良いですね。
とのコメント。
そうだなあ~と思ったものの、やっぱり難しいよなぁ…と思えてしまいました。
細胞は赤血球(作中では配達業者)が酸素を運び、白血球(作中で戦闘員)が異物を排除と言う風に、一つの細胞が一つの働きでほぼ決まっています。
しかしながら、例えば東洋医学で避けて通れない「気」は温煦・固摂・防御・推動・気化と様々な作用を持っているため、キャラクター化しても分類しにくいでしょう。
また、症状の解釈も様々で、
例えば浮腫などは主に腎からくるのです。ただ、たまにパーンと下腿が腫れる肝からの浮腫みもあり、その両者を見極めるには経験がいるなど、やはり一筋縄では行かないかな…!?
なかなか、東洋医学はね~。
と、『はたらく細胞』を見ていたのですけど、この中で一つ、これは東洋医学が関わっているのでは…と言う事がありました。
それは後編にて…。(安場)
この投稿へのコメント
『はたらく細胞』サイコーに面白くて、ためになりますね。