東洋はり医学会の刺絡治療
3月本部会での高等部の実技様子です。
3年目となる高等部では和気あいあいとした雰囲気で
初めて刺絡治療がテーマだっため皆さん前のめりで興味深々でした。
刺絡治療は最も古い治療法であり、東洋・インド・地中海方面において広く行われていたらしいです。
また多くの古典に「まず血絡を除く」と記載があります。
当会では3つの方法があります
・吸角をかける方法
・血絡を丹念に探し出し三稜鍼を当てる方法
・指端の井穴に刺絡を加える方法
今現在、刺絡治療は患者と治療家が了解した善意として行うならば
とても有効な補助療法です。
この班では血絡を丹念に探し出し三稜鍼を当てる方法を行う最中で
わずかに現れている細い血絡を探すポイントを教えてくれます。
こんなに細いの?!と最初は驚くほどの小さな反応です。
3年目となると講師の先生が所見を探すこともありますが
自分達で率先して適切な所見や反応を探すことが多くなります。
(平林)
参考文献 わかりやすい経絡治療 福島弘道著
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