東洋はり医学会 札幌中央支部の紹介
■札幌中央支部の紹介■
札幌中央支部は会員15名、聴講生5名で活動しております。
会員の中には札幌中央支部の勉強会の他に、月一回東京の本部勉強会に参加している鍼灸師が5名おります。
また、定期的に東京で行われている経絡大や指導者講習会等に参加した会員も含めると、10名が本部の勉強会に参加した経験があります。
海を隔てた東京に毎月通う会員がこれだけいるということは、地方支部の中でも珍しいことだと思います。
そして、本部に通っている会員は、本部で得た情報や習得した技術などを出し惜しみなく他の会員や聴講生に提供してくれます。
このように札幌中央支部では、古典を紐解きながら新しい情報にも触れ、日々の治療に役立てられる勉強をしております。
また、今年から新たな取り組みをしております。
今までは、ある程度はレベルを分けて班を作り実技の授業をしておりましたが、もっと聴講生や鍼灸の経験が浅い方、東洋医学の知識に自信がない方々に、わかりやすくて使える経絡治療を身に付けてもらいたいという思いから、カリキュラムを作り順を追って学べるようにしました。
「経絡治療に興味があるけど自信がない」「東洋医学がさっぱりわからない」「ツボの名前や場所すら覚えていない」など不安な点が多々あると思いますが、少しでも経絡治療が気になった方は、是非札幌中央支部の勉強会にいらしてください。
まずは、聴講生としての参加でも構いませんのでお待ちしております!
午前の講義です。
担当者を中心に、会員メンバーが活発に討論し、解釈の共有を目指し、臨床とのつながりなどの理解を深めます。
実技1.基本刺鍼では、姿勢・鍼の持ち方・押手の構え方から確認します。
術者は、刺鍼する時間、鍼の刺入角度、抜鍼のスピード、押手のふたの力加減・・・鍼の目的を明確にして打ちます。
検者が脉を通して確認します。
実技2.取穴では、基本経穴の標準位置を確認します。
臨床では生きて働いている経穴を見つけます。
実技3.模擬患者に臨床さながら、問診から開始。
的確に情報を整理し、証決定を行います。
一鍼ごとに検脉し、検証します。
最後に模擬患者の、治療後の身体の変化も確認します。
月一度ですので、みんな一つでも多くのものを得ようと、目が輝いています。
北の大地、札幌。
ここでもしっかりと経絡治療を学ぶ場があります!!
<勉強会の会場>
札幌市産業振興センター 札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1
Tel 011-820-3033
<勉強会参加申し込み・お問合せ>
札幌中央支部事務局(稲富順子鍼灸治療院内)
Tel 011-821-5035