漫画『はたらく細胞』と東洋医学(後編)

「はたらく細胞 講談社(シリウスKC) 堀田茜(著)」の中で東洋医学的な事柄がないだろうかと思っていたところ・・・

がん細胞との戦い中で、苦戦を強いられ疲れたNK細胞、仲間のキラーT細胞に間違った指示をして失態を演じさせ、それを見て大笑いしたNK細胞が回復し再び大活躍するシーンがあるのです。
事実、人が笑うことによって体内のNK細胞は活性化しますし、病院でも、がん患者さんに落語などを聞かせて治療効果をあげています。でも、何故笑うことで活性化するのでしょう。

西洋医学ですと、笑うことで副交感神経が優位になって脳内ホルモンが云々…と解説されます。
※『はたらく細胞』本編ではもっと専門的に書いてありますが、著作権等を考慮して別の表現にしてあります。

東洋医学では笑い(喜)は気が緩む、気和すとして、身体全体の気の流れがよくなり云々…なんとなく、東洋医学の方が呑み込みやすいのは、私が鍼灸師だからでしょうか⁉
ちなみに、活性化したNK細胞は通常の5~6倍の能力を発揮するとか…これなら、がん細胞を退治していくのも可能でしょう(俗に三倍の能力でも凄いと言われますしね)。

ただ笑うだけでこの効果は凄いですよね。寒さも増し、何かと忙しい年末年始に、お笑い番組が多くなるのも納得できるように思います。(安場)

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