ひとつひとつの基礎が大切
3月から講習部生のカリキュラム紹介をさせて頂きます!
普通部1年生の実技様子です。
当会では手から手への技術指導を大切に伝統的な脉診流経絡治療を
ひとつの班に対して受講生4人前後と少人数制での実技体制になります。
お腹の触り方や経絡的腹診法を行っております。
当会の腹診では臓器診のように力を入れて押したりせずに
皮膚面に触れるか触れない程度にごく軽く指腹を静かに滑らせたり、
時には揺り動かすように診察いたします。
この班では問診を行っております。
問診は患者の訴えをただ聞くだけではなく、
証に繋がるように必要なことを伺います。
例えば、食欲・便通・睡眠・月経など
五臓の色体表を活用して経絡的問診を行います。
このように丁寧に診察し補助療法の実技が行われます。
補助療法は本治法により整えられた脉を乱すことなく
本治法の効果を更に活性化いたします。
子午治療や奇経治療や刺絡治療があります。
補助療法は急性症状のある場合に効果的です。
突然の痛みや激しい痛みなど多岐にわたって活用できる補助療法です。
(平林)
参考文献 わかりやすい経絡治療 福島弘道著
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