支部員みんなが成長していける支部を目指します 神奈川新支部長、副支部長紹介

4月は全国各地にある支部でも、支部長など支部役員の交代があった支部も少なくないと思います。
そこで今回は、支部長交代のあった神奈川支部の新支部長、新副支部長にインタビューをいたしました。
 
神奈川支部は、2019年に開港160周年を迎える港町「横浜」で、男性8名、女性7名の15名の支部員と会友や聴講生など合わせて、いつも20名ほどで支部活動を行っています。
 
そのような神奈川支部のトップに立つ新支部長は、佐藤邦朋(さとうくにあき)さんです。
①入会期はいつですか。  
52期です。
 
②簡単に入会動機を教えてください。
不思議な経絡というものに興味があり、「気」というものを知りたかったからです。
 
③自分からみて、今の神奈川支部はどうみえますか。                   
ベテランがいませんが若いかたがどんどん成長を見せていてこれからが楽しみです。 
     
④これからどのように神奈川支部を変えていきたいですか。特に変化が必要と感じなければ、どのように運営していきたいですか。そのための自分の役割は何だと思いますか。 
支部員みんなの鍼灸力向上に繋がることが一番だと思うので、スムーズでより良い運営をしていきたいと思います。
 
⑤何を目指しますか。目標を教えてください。 
みんなでレベルの高い研究が出来るようになりたいです。
 
⑥聴講生や入会者を増やすなどのためには、どのようにしたらいいと思いますか。
情報発信は必要で、世の中の動きに早めに対応する事が大事だと思います。それに加え、本会の大きな強みである手から手への講習、指導は時代が変わっても継承していくべきだと思います。 東京だけでなく全国で講習会を増やしていくべきだと思います。
 
⑦これから経絡治療を学びたいと思っている学生、鍼灸師へひとことお願いいたします。
私は何度も聴講に参加をしてみました。この会の鍼を実感するとその良さを肌で感じることが出来ると思います。
数回参加すると脈が分かるときがあったり、理解できることがあったり毎回自分の成長が楽しかったです。ぜひ聴講に足を運んでみてください。
 
 
 
次は、副支部長の 近藤優子(こんどうゆうこ)さんです。

 ①入会期はいつですか。
53期です。鍼灸学校を卒業してすぐに入会しました。

 ②簡単に入会動機を教えてください。
東洋はりの鍼を受けて、鍼の刺激がないのに体の中が変わっていくのを感じたのが強烈な印象でした。それで東洋はりの鍼をやりたいと思って鍼灸の免許を取りました。

 ③自分から見て、今の神奈川支部はどう見えますか。
東洋はりの経絡治療をやりたい人が集まっているグループ。

④どのように神奈川支部を変えていきたいですか。またそのための自分の役割は何だと思いますか。
経絡治療の学術・技術のことだけでなく、日頃の臨床の質問もできる頼れる場所、次回が待ち遠しい場所になって欲しいですね。
そういう支部になるために自分としては、会員みんなが意見や質問を遠慮なく出せるような雰囲気にして行きたいです。

⑤何を目指しますか。目標を教えてください。
支部会でしか出来ない事は、細かい基本的技術の復習とスキルアップだと思っています。自分を含めて、メンバーが皆、自信を持って証を立て、基本刺鍼がきっちりできるようになれる支部にすること。それが出来れば立派な治療ができます。

 ⑥聴講生や入会者を増やすなどのためには、どのようにしたらいいと思いますか。
脉診流経絡治療をもっと知ってもらう必要があります。例えば、
・個々の先生の治療が目を引くこと。つまり個々の技術向上。
・ホームページや講習会などを通して、東洋医学的診断をする鍼であり、日本の鍼灸であることを強調していく。他との違いをアピールする。などです。

 ⑦これから経絡治療を学びたいと思っている学生、鍼灸師へひとことお願いいたします。
局所治療でぶり返す鍼をするよりも、全体を診る力をつけて患者さんが心地よく過ごせるようになる鍼を習得しましょう!日本の鍼の良さをもっと知ってください。

 

トップ2のお二人が目指しているものが、それほど遠くないところにあるのが印象的でした。支部をまとめていくリーダーは、明確な目標を持っている必要があると思います。例え今はザックリとしたものでも、全体を見渡すうちに具体的なものが見えてくることもあると思います。

リーダーシップを発揮して、それぞれタイプの違う支部員をまとめて、会を盛り上げていって欲しいと思います。  (藤原)

 

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