第23回経絡大学技術講座が開催されました

去る、8月25日(日)、26日(月)、27日(火)の3日間で、「60周年記念大会」「経絡大学」が開催されました。

国内外から多くの鍼灸師たちが集まり、親睦を深めながら多くの事を学びました。

 

例年は、ホテルで開催されているのですが、諸事情で60周年記念大会は浅草ビューホテル、経絡大学は「日本教育会館」(毎月開催されている本部定例会と同じ場所です)で行われました。

各レベルに分かれ、2日間、朝から夕方までびっしりと実技を行いました。最終日には症例発表なども行われ、日頃の臨床から得た疑問や成果、考察を共有し合います。実技はもちろん勉強になります。でも、このような発表も次の臨床に繋がり、参考になります。同じような所で躓いたりしていると不思議と親近感も湧いたりして、お互いを励まし合いながら更に高め合っていけそうな気がしてきます。

普段は、北と南で居を構え、なかなか交わり合うこともない鍼灸師が、この経絡大学を通じて知り合い、学び合うことが出来るのは、「気」の流れに導かれた縁のような気がします。

 

東洋はり医学会は、国内に35支部、海外に12支部を有し会員数も約1,000名以上をいます。特に海外支部はその規模を更に広げております。

同じ脉診流経絡治療の技術を持つ鍼灸師が、グローバルに活躍している会は他にはないのではないでしょうか。

次回の経絡大学は3年後。また会えるその時を楽しみにしたいと思います。

 

                                                      (広報部  藤原)

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