手洗い教室体験記
新型コロナウイルス(COVID19)の国内での感染が始まってから、およそ四ヶ月が過ぎました。
当初言われていたコロナ禍から、このところはウィズ・コロナやアフターコロナ等の言葉が見られるようになってきました。まだ、世界的なpandemicは進行中なのにアフターコロナですか…と思ってしまいます。けれども緊急事態宣言は解除されましたし、また新たな局面に入っていくのでしょう。
まだ、三密やソーシャルディスタンスと言われる前、近所で子供向けの手洗いの教室がありました。案内に「ブラックライトを使って洗い残しをチェックしよう」とあり医療関係者が指導すると言う、本格的な内容でしたので息子と一緒に参加させてもらいました。
まずCOVID19について、一通りの内容や手洗いの仕方の解説を受けます。その後、汚れの代わりに白いハンドクリームを手に塗って、指先から手首まで行き渡らせます。それから三分間ほど念入りに指導に沿って手を洗いました。
ハンドクリームは練乳ぐらいの粘度で、小さい子は片手に一円玉ぐらい。私は大人でしたので五百円玉程を両手にとなり、塗っている最中でも、かなりのベタベタ感で早く手を洗いたい気分でした。それを市販のハンドソープで洗いましてペーパー等で拭いたあとに暗箱に手を入れ、ブラックライトをあてて観察しました(写真…私の指です)
指導員さん「ここで、白く残っているのがよく洗えていないところですよー。みんな、どこが白いかな〜?」
「ゆびさきー!ゆびさきの爪のところー。」
とか、
「指と指の間に、白いのが残っちゃってます。」
等の子供達の声が、マスク越しに響きました。
さて…実は私の指は人差し指以外、爪よりも肉が先に出る形状をしておりまして、鍼灸マッサージ学校では按摩やマッサージ向きと言われていました。その反面、こうした手洗いでは爪ブラシなどが無いと上手く洗えない事になります。やはり画像のように中指、薬指は特に白が濃く映っておりました。
ただ、意外だったのは手のひらの中央の「労宮穴」の辺りもうっすらと白く光っていることでした。
また、手の甲側では「合谷穴」付近の窪みも同じ様に白さが残っておりました。
“やはり、へこんでいたり窪んでいる箇所はよく洗ったつもりでも、洗い残してしまうのか…。”
そんな事を再確認できた、貴重な体験となりました。(yasu yasu)
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