何でも丁寧に、納得いくまで付き合い教えてくださります

本部51期生 平賀 サツキ 花うさぎ鍼灸院

平賀 サツキ

鍼灸師免許を取得して7年になります。

学生の頃に東洋医学概論に興味を持ち、卒業後は刺激鍼ではなく経絡治療をやって行こうと思っていました。経絡治療をやっている先生方で働かせて頂ける所を探しましたがなかなかなく、就職するのをやめ東洋はり医学会で学ぶことを決意しました。2年程岩手支部で学び、現在は本部へも通っております。

東洋はり医学会へ入会してまず感じたことは、支部・本部共に先生方がとても親切なことです。今現在鍼灸院が数多く増え競争の時代、自分の技術はなるべく教えたくないと思いがちですが、東洋はりの先生方は何でも丁寧に、納得いくまで付き合い教えてくださります。(おそらく先輩方もそのような指導を受けて来られ、自然とそうなっているのではないでしょうか)実際の実技でも「手から手へ」をモットーに実際押手の当て方、圧の加減、など細かい所まで教えてくださります。

また、これも他の会ではありえないことと思いますが開業に関しても親身になって相談に乗ってくださります。私は、当初「免許を取得して5年ほど経ち腕も磨けた頃に出来たら開業したい」と曖昧な感じで思っておりました。ですが、「そのようなことを言っている人はいつになっても開業出来ないんだ、分からないことがあったらサポートするからまずやってみなさい」と先輩に背中を押され、免許取得後約半年で開業しました。

開業してから、大変なことも多々ありました。しかし、先輩方のサポートのお陰で何とかやれています。

支部も良いですが、本部へ通うことで更に細かい内容まで学ぶことができます。講習部では3年かけて経絡治療の基本をしっかり学ぶことができます。もちろん、「どんな質問も大歓迎」というのも嬉しい特典です。《はり専門家への道》という講義では、大先輩の方々の開業までの道のりや苦労話…、経営についても話してくださりとても大好きな講義の一つでした。

免許取得から7年。教わる立場から今度は教える立場へ変わりつつある今現在。今度は、自分が教わった時のようにいかにわかりやすく丁寧に後輩に教えられるか・・今後の課題です、後輩に教えることで自分も更なる成長に繋がると先輩は言います。

おそらく東洋はり医学会に入っていなかったら、ただやみくもに患者さんを治療するだけで鍼灸師としての成長はなかったのではないか、おそらく開業も考えられなかったと思います。

このような経験からも東洋はり医学会は、技術のみではなく、人格も育ててくださるお勧めの会です。