入会の動機
N・S
私が入会を決めたのは、現在の自分の鍼灸の知識・技術では、患者さんに対する治療に自信が持てないためです。
この会に入会して学び、体得して、治療効果を出せる鍼灸師になるためです。
なぜ東洋はり医学会を選んだかと言えば、痛くない鍼・経絡治療により患者さんに負担をあまりかけずに、内臓疾患や精神的な疾患など多くの疾患に対応が出来て、治療効果を上げられる治療と聞いたからです。
私が鍼・灸・あま指の資格を取ると知人に話をすると殆どの人が、鍼は痛そうだから按摩・マッサージなら受けたいと言います。
それは反対に言えば、鍼が痛くなく治療効果が実感出来れば、鍼灸の治療を受ける人が増える可能性があることを、意味すると考えました。
又、すでに私は自分の身をもって東洋はり医学会の治療法の良さを知っています。
私の父は、東洋はり医学会の会員で、新潟県長岡市の支部会長を務めたこともあります。
中学三年生までは歯医者以外の病院には通わず、父が脈診流経絡治療をしてくれました。残念ながら、父は1982年7月に49歳の若さで亡くなったため、鍼灸治療とは疎遠になりましたが、95年妊娠時の体調不良は支部長の○○先生に、97年7月育児休暇明けのパソコン使用酷使による左腕腱鞘炎の際には会員名簿で自宅から近かった、谷内秀鳳先生に治療してもらい完治しました。
長年サラリーマン生活を過ごしてきましたが、50歳の誕生日に、これからの自分の人生を考えた時、定年のない・人を笑顔にする仕事をしたいと考え、父と同じ鍼灸マッサージ師になると決意しました。
専門学校に通い、今年の2月の国家試験に合格したばかりです。
学生時に受講した「わかりやすい経絡治療学術講習会」を、きっかけに東洋はり医学会とつながりを持つことが出来ましたが、これも父の導きかもしれません。
入会の動機
T・I
今年の三月に大学の鍼灸学科を出て、鍼灸師になったものの、いざ鍼灸整骨院に努めだすと鍼灸が治療の第一選択にできない自分の無力さに気づかされました。
鍼灸について自分なりの研究をしてみましたが、やはり治療の基本となる診断の方法などは本からだけは学べません。
自分にはどんな鍼灸が必要なのか、本当に人に喜ばれる鍼灸の在り方はどうか。そんなことを悩みながら、インターネットで勉強会を検索しその中でも古い歴史と先進的な気風を持った東洋はり医学会をみつけその内容に感動し、すぐに応募しました。
脈診や経絡治療といった本当の鍼灸を身に着け本当に人に喜ばれる鍼灸師になりたいと思います。
東洋はり医学会への入会動機に関して
山羽 誠
結論から言いますと、経絡治療で苦しんでいる人々を救える可能性を…希望を感じているからです。
なんでそう感じたのか?と疑問を持たれるかと思います。
学生時代に一度だけ友人に連れられ、経絡治療を受けたときに『なんて心地よい治療なんだろう』と感じ、さまざまな治療をしていただいたが改善がみられなかった体や心の辛い状態が改善していくという奇跡のような体験があったからです。
もうひとつは、免許取得後まもなくに自分自身が罹患した病気で経絡治療に関して想いを寄せることが多々ありますが、枚挙にいとまがないので割愛させていただきます。 もうひとつ疑問としてはいろいろな経絡治療の流派があるのに何故、他の経絡治療の流派に行かなかったのかと考えられるかとおもいます。 私は単純な答えです。 『本家本元で学びたい』 それだけです。
免許を取得して9年もたつのに何故いま学びたいと思ったのか?など記載したい内容は山のようにあります、規定の800文字にはおさめることが出来ればよいのですが難しいようなので簡素ではありますがこれにて入会動機とさせていただきます。
入会の動機
松本 旭恵
他の講習会に参加した事がありますが、講義を聴き、治療を見学するだけで技術を習得したという実感はありませんでした。東洋はり医学会では少人数制で3年に渡りじっくり教えて頂けると聞き魅力を感じましたし、学校の先輩数名が学ばれたという話も聞きましたので安心感がありました。
私自身も学校の授業や治療院見学の時に経絡治療を受けたことがありますが、軽い刺激で症状が改善し効果が出る事はとても素晴らしいものだと実感しました。私の周りには刺鍼にとても恐怖感を持っている人も少なくなく、経絡治療で鍼へのイメージを変えてもらい、さらに治療効果も感じてもらえるように経絡治療を学びたいと思いました。
学校の臨床の場では教員に経絡治療の簡単な流れを教わり、実際に患者さんへ経絡治療をおこなった事もありました。ですが、教員の指導の下でおこなっていた事ですので、このままでは自分で治療方針を決めて使用する事が出来ません。脉診や証の立て方など基礎からしっかり学ばせて頂きたく入会を志望致しました。
志望動機について
匿名希望
私が鍼灸師を目指したきっかけは、鍼を通してがん患者さんに携わりたいという思いがあったからです。13歳の時に母をがんで亡くしており、幼少期から病魔や抗がん剤に苦しむ姿をみてきました。治療しているはずなのに副作用に苦しむ事に違和感があり、鍼灸師になれば少しでも辛い思いをせずに過ごすためのお手伝いができるのではないかと考えました。
その後、三療の資格を取得し、がん患者さんへの鍼治療の方法を探していると経絡を用いて行っている内容の論文がありました。経絡治療に関しては授業の中で学んだ知識しかなく、論文の内容を把握する事はできませんでした。内容は理解できないものの、経絡治療を身に付けたいと思うきっかけになりました。
1年ほど前から経絡治療の研修に参加しておりましたが、もっと本格的に学びたいと考えるようになりました。インターネットでは様々な学会がありましたが、東洋はり医学会のホームページを見て、理念や3年間のカリキュラムが組まれていて、しっかりと学べる環境が整っている事に惹かれました。また、説明会に参加し、講師の先生方がみな楽しそうだった事が印象的でした。さらに、実技の体験ではひとつひとつの微少な刺激で脈状が変化している事が分かり、驚きと共に入会してしっかり学んで知識や技術を身に付けたいという思いが強くなりました。
現在は主に整形外科疾患に対しての現代鍼とマッサージを行っております。説明会に参加してからは「経絡治療が行えたら…」と思う場面が増えました。経絡治療の習得は難しいとも聞きますが、母のように苦しんでいる患者さんへ鍼を通して少しでもその人らしく一時一時を過ごしていただけるよう、真摯に取り組んでいきたいと考えております。